新天町商店街

天神にある博多を代表する商店街

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新天町商店街は、福岡市を代表する繁華街である天神の中心にあります。

新天町商店街ができたのは戦後からの復興間もない時期で、全国的に見ても大変貴重な街全体が一体となって盛り上げてきた現存する商店街です。

全国的に衰退が著しい昔ながらの商店街ですが、この新天町商店街はその中にあって活気を失わない場所としてモデルケースとして研究対象になっているほどです。

天神地区にこの新天町商店街が存在することで街全体が大きな商業地域となり、地元の人だけでなく国内からの観光客や韓国・中国からの旅行者も多く訪れる場所に発展しました。

新天町商店街の発展の原動力となったのは商店だけでなく大規模な百貨店などの商業施設や周辺の交通機関、また自治体や地元地権者たちが商工会議所などと手を組んで全体としてのまちづくりをすることができたということです。

また地理的にも「博多どんたく」や「博多祇園山笠」など有名な伝統的お祭りの舞台にもなっていたということが集客につながったということもあります。

イベント開催時には商店街でもそれぞれセールやキャンペーンを行い祭りと街を盛り上げるための活動を一円的に行っています。

新天町どんたく隊と博多どんたく

博多どんたくといえば福岡でも一二を争うほどの大きなお祭りですが、新天町商店街では「新天町どんたく隊」という参加グループを作って参加をするのが恒例です。

新天町どんたく隊のキャッチフレーズは「親子・まご 三代そろって新天町」で、そのとおりグループには各家庭から多くの世代の人が積極的に参加をします。

総勢は約150名にもなるということで、地元の民謡踊りをしたり楽器を演奏したりで地元としての伝統を守り続けています。

新天町どんたく隊は昭和21年からずっと結成され続けてきているという古参で、中には何代にもわたって家族ぐるみで参加をしている人たちもいます。

博多どんたくは年々規模も大きくなり、参加者も国内だけでなく海外から訪れるなどこれまで大きく変化をしてきましたが、新天町どんたく隊は昔から変わらず同じように地元商店街としての出し物を続けています。

もちろんお祭り最後の盛り上がりになる「総踊り」では、どんたく隊だけでなく一般の人も合わせて一緒にどんたく囃子を踊ります。

飛び入り参加で地元の民謡踊りがわからないという人たちに手本となって正しい踊りを示すのも、地元である新天町どんたく隊の役目です。

参考>>新天町のどんたく

新天町商店街のおすすめカフェ

昔ながらの新天町商店街には、チェーン店・個人店あわせてたくさんのカフェがあります。

どのお店も入りやすくおすすめなのですが、中でもいちばんにおすすめしたいのが「喫茶一実」という寛永7年創業の千鳥屋本家が運営しているお店です。

お店は1F部分のお菓子屋さんの奥にある螺旋階段を上がった2F部分にあり、懐かしくも新しい不思議な雰囲気となっています。

内装は改築されて明るく近代的な雰囲気なのですが、壁や柱のところどころに昔の面影があり、老舗としての風格を感じさせてくれます。

お客さんの多くは地元の人で、のんびりとした時間を過ごしたいというときに利用をするといいます。

一番のおすすめメニューは1Fで購入できる「千鳥饅頭」で、北海道産の白いんげん豆を使ったこしあんのお菓子です。

どんなお茶にもよくあい、シンプルな味わいはどの世代の人も満足させてくれる仕上がりです。