高取商店街

街灯組合から始まった早良区にある商店街

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高取商店街は博多や天神から西に向かったところにある、福岡タワーを間近にする早良区の商店街です。

商店街として形になったのは昭和51年からのことですが、それ以前より戦後間もない復興期に街路灯組合として組織の形は存在していました。

もともと高取という場所は江戸時代に唐津街道と長崎街道という2つの九州の幹線道が交わる交通の要所であったことから人が多く行き交うするところでした。

福岡藩があった頃には要衝の地として軍事的・産業的に多く利用をされてきています。

商店街化のきっかけは土地資産を高めるための地元の人たちからの提案で、積極的にビルを建築したり多くの商店を集めたりということで地権者の協力のもと進められていきました。

やがてビルや商店が集まってきたことで地下鉄が敷かれ交通の弁もよくなってきたので、さらなる商店街の発展を促すために平成7年からは「SI計画」として新たな商店街の形作りが計画されています。

「SI計画」とは商店街としての魅力を高めるために、参入する業種の選定をしたり商店街全体のイメージアップをするための改築などを行っていくというものです。

平成20年には商店街キャラクターの「たかRin」も決まり、これからますますの発展が期待されます。

周辺の観光名所と合わせて利用

高取商店街の大きな特徴は周辺に有名な観光名所があり、街歩きをしながら商店街めぐりをすることができるという点です。

商店街があるのは明治通りから一本街中に入った場所であり、通りの中には70店を超えるお店がそれぞれ独自の営業をしています。

商店街には拡大化の大きな起爆剤となった「サニー 高取店」があり、その他にも飲食店や服飾店、各種事務所などがあります。

地元の人にとってもこの商店街に来れば大抵の用事はできてしまうという利便性があり、外部から来た人にとっても福岡らしい町並みを楽しむことができています。

近くにある西新商店街や中西商店街と高取商店街を一体にした商品券を発行したりなど福岡市内の他の商店街とコラボをすることもあり、商店街めぐりをするときにも大変便利です。

珍しいお店もちらほら

高取商店街では近代化を進めている一方で、今では珍しいお店も一緒に営業をしているという不思議な面があります。

例えば「呉服のうえだ」というお店があり、今ではすっかり見かけなくなった着物類を本格的に販売しています。

特徴的なのが「昭和レトロカフェ はいから倶楽部」で、もともと1979年より営業をしてきた紅茶のお店「オーク」を数度の変遷を経て現在のようなお店にしたといいます。

店内にはあちこちから集めてきた昭和らしいインテリアやポスターなどが並んでおり、木造の内装も昭和らしい住宅洋式をそのまま移しています。

メニューもいかにも昭和な感じにまとめられており、ざっくり大きく切った具だくさんのナポリタンやパンケーキではない「ホットケーキ」セット、またハンバーグやハヤシライスなど昔ながらの洋食屋さんの内容です。

意図的に昭和の雰囲気を作っているという意味で他の老舗カフェとはまた少し違うのですが、昭和の時代を知る人にとっては入った瞬間から懐かしさを感じることのできる落着いたお店です。